衛生害虫の対策:自分で剪定してみよう3
自分で剪定するポイントと注意点の3は不快なカ等衛生害虫の対策です
作業服は真夏でも長袖長ズボンは基本です。最近はアウトドアブームやワークマン等の専門店が増え、良い商品が安価で入手でき、とても助かります。私がこの仕事に就いた頃はまだ、作業着専門店は旧態依然とした作業着や、アウトドアショップの商品は高価でした。私は、スポーツ用品量販店に行き、サッカーの(キーパー用?)通気性、発汗性の良い長袖のシャツを探したりしました
作業の際の服装などについて お話します
目次
- ○ 服装等について
- ・太陽光、紫外線からの保護
- ・ホコリ(ゴミ)からの目の保護
- ・暑さからの保護
- ○ 蚊など衛生害虫からの保護
- ・蚊取り線香
- ・忌避剤
- ・ポイズンリムーバー
- ○ まとめ
服装等について
作業手袋の事は、以前のブログでお話しましたが、安全・快適に作業するために気をつけていることをお話します
太陽光、紫外線からの保護
この仕事に就いてから、スキー場でもないのに1月でも日に焼けるのに驚きました
枝等からの頭の保護もありますが、つばのある帽子は、直接 太陽光が顔や目に注ぐことを防いでくれます
ホコリ(ゴミ)からの目の保護
植木屋になってから、剪定中に枝が跳ねて目にあたってしまったり、風で舞ったゴミが目に入ったりして
眼科にたびたび通うようになりました
そして、先生に もっと目を大事にしなさいと怒られます
保護メガネは、かけやすく、曇り止め機能もあり値段が手ごろなものも多いので 常にかけるようにした方が良いと思います
UVカット機能もあり 目のためにおすすめです
暑さからの保護
私は水分補給を忘れなければ、熱中症にならないと思っていました
数年前、近所のお客様で剪定作業をしていると、体がだるくなり脚立にのるのもおっくうになりました
昼休憩で家に戻り、何気なく血圧を測ると、最高血圧がいつもの最低血圧ぐらいしかなくおどろきました。それから2日間ほどは血圧が戻らず、仕事になりませんでした
内科の先生に伺うと、大切な脳が煮えてしまうといけないので、脳を冷やすために血管がバンと開いて、血流が増えるため、血圧が下がるそうです。水分や塩分だけではなく、休憩時間に車のエアコンなどで体を冷やすようにしなさいと教わりました
その年から、空調服を使うようになりました。腰のファンが吸い込んだ空気が首元から抜けます。風のない猛暑日でも少し楽に作業ができます
自宅の庭の剪定では、そんな猛暑日に仕事をすべきではありませんが、普段 外で仕事していない方は、高価ですが 持っていると心強いと思います
汗を拭くために タオルを首にかける方が多いですが、体で温まった空気が抜けにくくなってしまいます。また首には太い血管が通っているため、放熱しやすくした方が楽と感じます
蚊など衛生害虫からの保護
以前のブログで書きましたが、4月にマダニにあってしまいました。各地で感染症の被害の報告があります
運よく感染症にはなりませんでしたが、十分気をつけていきたいと思います
蚊取り線香
定番の商品です。夏の作業の際、活躍します
この仕事をして 気づいたことですが、夕方になるとカが増えます
調べると カは30℃以上では活動しませんが、夕方など30℃を下回ると活動を始めます
炎天下の作業はしない方が良いですが、それを避けるとカとの対策が必要になります
忌避剤
以前は、蚊取り線香を使っていましたが、最近は忌避剤がメインです
顔や首等 露出部分にかけ、手に取って塗ります
蚊取り線香は 風向き等の影響もありますが、忌避剤なら大丈夫です
各メーカーから色々な種類がありますので、好みの商品を探してみてください
ポイズンリムーバー
カ、ブヨ、ハチ等、気をつけていても刺されてしまう事があります
ハチやブヨに刺された時、早めに毒を吸い出し、水洗い、薬を塗る等応急処置が大切です
注射器のような形ですが、ピストン?を押すと負圧になり、刺された部分の毒を吸い出してくれます
特に 夏の作業は 虫の活動が活発です。キャンプなどでもあると安心なので 1つ購入すると良いと思います
まとめ
安全で快適に作業できる商品は様々なものがあります
すべて、一度にそろえる必要はありませんが
剪定道具と同様に、1つ増えると庭での作業が 楽しくなると思います