樹や庭の基礎知識 

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自分に合ったシンボルツリーの選び方!

ご自宅を建てたり、購入して、さあ庭をどうしようか?と考えはじめて、どうしてよいか途方に暮れた・・方も多いかと思います

私も30数年前、会社員の頃 結婚を機に家を建てました。父は造園業をしていましたが、当時の私は知識が無く、家は建ったもののどうしたらよいか?庭のスペースに 園芸店で花苗を買ってきて植えたりして・・せっかくの庭を持て余してました。結局 私は父に頼り、庭を造ってもらいました

そんな経験や植木屋になって庭づくりをはじめた経験から、庭づくりは、シンボルツリーから考えると、構想が具体的になると気づきました

目次

シンボルツリーは何にしたらよいでしょうか?

突然 シンボルツリーと言われてもまだ漠然としていますね。樹の名前も知らないし、植えたところで、虫や病気が多いのもイヤだし・・等 すぐに思考がとまってしまったかもしれません
そこでいくつか 考え方のヒントをあげてみたいと思います

1) 自分が好きな樹

シンボルツリー(お庭の主の樹)になるかは、別にして まず、自分の好きな樹、植えたい樹をリストアップしてください。シンボルツリーになる樹でしたら、それでよいですし、そうでなくても、その好きな樹と組合せると良いシンボルツリーを提案させていただきます

2) 気に入った樹、気になる樹

樹の名前がわからないと、なかなか考えが進まないと思います。ご近所のお庭で、いいなと思った樹をお知らせください。写真などを見せていただけると、助かります
(写真を撮る際は、そのお庭の方に許可をとってください。理由を話せば、喜んでくれると思います)
ご近所で その樹が健康に育っていると言う事は、その場所の環境にもあっているということになります
寒暖、乾湿があっていて 病害虫の被害もないと言う事で、植えた後の管理が楽な証明にもなります

3) 実がなる樹、使える樹

庭はながめて、心をいやしたり、四季を感じたり・・がクローズアップされがちですが、大好きな果実を収穫して楽しむことも良いと思います。樹種によっては、病害虫の管理に手がかかることもありますが、それも楽しみの一つになるかと思います
また、そんな樹の多くは、花を咲かせ良い香りを楽しませてくれます
写真はアーモンドです。春に大輪の花をさかせ、その後 実もつけてくれます

4) 管理が楽な樹、自分で剪定できる樹

剪定の経験がないけど、できる限り自分で手入れしたい・・という方も多いです。ぜひご相談ください。お好みにあうか?いくつかそんな樹もあります

5) シンボルツリーの無い庭

今回は、シンボルツリーを切口にお話ししていますが、シンボルになるような背の高い樹は植えたくない・・という選択肢もあります
また別のブログで、そんな庭づくりをお話しします

思い浮かぶ樹があったでしょうか?

シンボルツリーを選ぶ5つのヒントをあげましたが、思い浮かぶ樹があればよかったです
次のブログでは、決まったシンボルツリーから 庭づくりを少し具体的にしていきましょう

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